旅行積み立てを徹底比較

数年に一度は旅行に出かける、更には使う航空会社やツアー会社はいつも同じ。このような方には航空会社、ツアー会社各社が用意する「旅行積み立て」がオススメです。超低金利のこの時代、銀行預金に比べると旅行積み立てはかなり魅力的です。なかには金利換算すると年3%になる驚愕のものもあります。旅行好きの方は、是非この機会に旅行積み立ての利用を検討して下さい。

旅行積み立てとは？

出典：HIS「貯めチャオ」

旅行積み立ては、決められた期間、決められた金額を積み立てすると、満期時にそれまでの積み立て額に、サービス額が上乗せされた商品券を受け取ることができる制度のことです。積み立て先によっても変わりますが、積み立て期間は最短半年から、積み立て金額は最低3千円（毎月コースの場合）からと、手軽に始めることができます。航空会社ではANAやJAL、ツアー会社ではHISやJTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行などが旅行積み立ての募集を行っています。商品券はそれらで航空券やツアー、宿泊施設を予約する時に利用できます。

長所と短所について

長所

• 銀行預金の利息に比べると、旅行積み立てのサービス額はお得
• サービス額に対しては無課税（利子所得には含まれない）
• 計画的に旅行代金を捻出できる

短所

• 満期時に受けるのは商品券、利用用途は限定されている
• 積み立てを行った航空会社やツアー会社以外では利用できない
• 万が一航空会社やツアー会社が倒産した場合は全額パーになる可能性がある

各種手続きについて

旅行積み立てへの申し込みは、航空会社やツアー会社が設ける旅行積み立ての特設サイト（以下、商品名のリンク先）から行うことができます。また、もちろん各地に支店を構えるツアー会社の場合は、店舗での受け付けも行っています。積み立て金の支払い方法は、自動引き落としや振り込みが一般的で、航空会社の場合は自社ブランドのクレジットカードでの支払いにも対応しています。満期前の中途解約では、それまでの積み立て額に応じた商品券で返されることが多いです。詳細は各旅行積み立ての特設サイトや契約約款で確認して下さい。

航空会社の旅行積み立てを比較

会社名	商品名	積み立て額	積み立て期間	サービス額率
ANA	ANA旅行積立プラン	毎月3千円以上 満期額は5万円以上	12回〜60回	2.25〜3.00%
JAL	JAL旅行積立	毎月5千円以上 満期額は6万1千円以上	12回〜60回	2.50〜3.00%

ツアー会社の旅行積み立てを比較

会社名	商品名	積み立て額	積み立て期間	サービス額率
HIS	貯めチャオ	毎月3千円以上 満期額は5万円以上	6回〜60回	0.95〜1.12%(毎月) 1.80〜2.45%(一括)
JTB	たびたびバンク	毎月5千円以上	12回〜60回	1.50〜1.75%
近畿日本ツーリスト	たびしたく	毎月3千円以上 満期額は5万円以上	6回〜36回	1.50〜1.75%(毎月) 1.75〜2.00%(一括)
日本旅行	ドリームプラン	毎月3千円以上	6回〜60回	1.50〜1.75%(毎月) 1.75〜2.00%(一括)

合わせ確認：デパートの積み立て制度「デパート友の会」

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