事故を起こしてからでは遅い!自転車保険への加入を検討、高額賠償金請求に備える

自転車に乗る女性

普段の移動はもっぱら自転車が中心。このような方は一度、自転車保険への加入を検討してみるといいでしょう。自転車保険とは、自転車乗車中に事故に巻き込まれてしまった場合の自分に対する補償、また自転車乗車中に事故を起こしてしまった場合の他人に対する補償を想定した保険商品のことです。特に後者については、裁判所により高額賠償金の支払い命令が下されるケースが増え社会問題となっています。一部行政では、自転車保険への加入を義務付けているほどです。

自転車保険の種類

自転車の責任保険

出典:DeNAトラベル「自転車の責任保険」

ただ、偏に自転車保険と言っても種類は様々です。単独で加入するもの、加入している保険の特約として個人賠償責任特約を追加するもの、利用している携帯電話やクレジットカードのオプションとして追加するもの、また保険料も月数百円程度から数千円程度まで、補償範囲も一人から家族全員までと、その数は数十種類にも及びます。

自転車保険の選び方

そんな自転車保険の選び方は、人それぞれです。ただ、まずはご自身やご家族が加入している保険の内容を改めて確認することから始めるといいでしょう。加入している傷害保険や自動車保険によっては交通事故全般を原因とする死亡、障害、手術、入院、通院を補償している場合があるからです。また、賠償責任については、傷害保険や自動車保険に特約を追加できる場合があるからです。加入している保険の内容を確認し、自転車保険に加入する必要があると判断した方には、以下がオススメです。

オススメの自転車保険

保険名 保険料 特徴
自転車の責任保険 300円〜/月 ケガの補償は被保険者本人、賠償責任補償は家族全員が対象
月300円の基本コースは賠償責任の支払限度額が1億円
月600円の基本コースは賠償責任の支払限度額が3億円
ネットde保険@さいくる 333円〜/月 三井住友海上の自転車保険
本人・夫婦・家族・配偶者対象外の3プランを用意
補償内容に応じてA・B・Cの3コースを用意
加入プランに関わらず賠償責任の支払限度額は3億円
自転車向け保険「Bycle」 370円〜/月 本人・家族・本人&親族の3タイプを用意
補償内容に応じてブロンズ・シルバー・ゴールドの3コースを用意
ブロンズとシルバーの賠償責任支払限度額は1億円
ゴールドの賠償責任支払限度額は2億円
ドコモサイクル保険 440円〜/月 ドコモ利用者向けの自転車保険
個人・夫婦・家族の3プランを用意
加入プランに関わらず賠償責任の支払限度額は2億円
セブンイレブン自転車保険 333円〜/月 セブンイレブンで入る三井住友海上の自転車向け保険
本人・本人以外・夫婦・家族の4プランを用意
加入プランに関わらず賠償責任の支払限度額は3億円

中でもオススメなのは保険料と補償内容のバランスが取れた「自転車の責任保険」と、お近くにあるセブンイレブンの店頭で加入できる「セブンイレブンで入る三井住友海上の自転車向け保険」です。この二つを中心に検討し、その上で満足できない場合は他の選択肢も含めて検討してみるといいでしょう。備えあれば憂いなし!もしもの時に備えて下さい。

注釈:自転車保険への加入手続きを行う際は、必ず保険約款や重要事項説明書を確認して下さい。

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